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今現在のプライベートとパブリックの現状を描くとこんな感じかな↑
【豆知識】けれども、昔は全く違ったのです。 1927年に建てられた当時は神宮前地区は閑散とした住宅街。表参道を行き交う人々も車もまばらな状況でした。そこで、おそらく最も今と異なっていたのは、通りに対しての意識なんでしょう。今のように集合住宅の敷地が塀や垣根で囲われていなかったので、当時、住棟前の歩道は完全に住民にとってのプライベートな領域でした。そう。今でも通りと敷地内の中庭は自然に繋がっていますよね。住戸から階段室を介して通りへ出る。屋上と同じように、目の前の通りも股住民たちの憩いの場だったのでしょう。今でも住民の方が通りを掃除されている姿をよく見かけます。
それが、商業化の波が押し寄せてきたある日、けたたましい工事音と共に住戸が店舗へと変わり始ました。壁を壊し、窓を総ガラス張りにし...
そして、住人ではない外来者がアパートへと入ってくるようになったのです。当時の住人は困惑したそうです。そりゃそうですよね。自分の家の玄関先を見知らぬ人が行き交う訳ですから。今も住んでいらっしゃる20世帯の住人の方々は今でも同じ思いをしているんでしょう。それを考えると今の店舗と住居が混在している状況がかならずしもイイとは言えないのですね。

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